定期預金の金利の低くて不満...
もっと堅実にお金を増やす方法はないか?
こんなお悩みを解決します。
本記事の信頼性
実は、定期預金以外にも、安全性が高くお金を増やせる方法があるんです。
正直、定期預金に頼るだけでは資産を十分に増やすことは難しいです。
一方で、投資信託や債券などの金融商品を賢く活用することで、安全性を維持しつつ、高い利回りを得ることが可能です。
今回の記事では、定期預金より堅実にお金を増やすための具体的な方法を、わかりやすく解説していきます。
ぜひ最後までお付き合いいただき、お金を賢く増やすためのヒントをつかんでいってください。
定期預金の課題と堅実なお金の増やし方の必要性
定期預金は、安定した利息収入が得られるものの、金利が低く、お金を十分に増やすことが難しいです。
例えば、楽天銀行の定期預金。
100万円を1年間預けたらいくらになる?
2024年5月17日の定期預金の金利が「0.02%」
100万円を1年間預けても、100万160円。
(利息は20.315%の税金がかかります。)
1年間預けても、160円しかお金は増えません。
そのため、定期預金だけに頼るのではなく、より堅実でお金を増やすことができる方法を探すことが大切です。 堅実なお金の増やし方を知ることで、将来に向けて安心できる資産形成が可能になります。
堅実なお金の増やし方①:つみたて投資信託
つみたて投資は、毎月一定額を投資信託などに投資していく方法です。
「つみたて投資信託」のメリットは?
・少額から始められる
・時間分散効果でリスクを軽減できる
・複利効果でお金を着実に増やせる
つみたて投資は、株式や債券などに分散投資することで、安定的にお金を増やすことができます。ただし、長期的に取り組むことが重要です。
投資にはリスクがつきものです。長期的に投資をすることによって、リスクを減らすことが出来ます。
投資信託とは?初心者にもわかりやすく解説
投資信託は、多くの投資家から集めたお金をまとめて、プロの運用会社が株式や債券などに投資をする商品です。
一人一人が直接投資するのではなく、まとまったお金を運用するので、少額から始められるのが特徴です。
投資信託って何?
投資信託は、投資家から集めたお金を1つの大きな資金としてまとめ、運用会社のプロの判断で、株式や債券、不動産など様々な資産に投資します。投資による利益や損失は、投資家全員で分け合う仕組みになっています。
投資信託の主な特徴は以下の通りです。
投資信託と株式投資の違いとは?
投資信託と株式投資の大きな違いは、投資対象の選択を誰が行うかということ。株式投資では、投資家自身が個別の銘柄を選んで投資します。一方、投資信託では、プロの運用会社が投資先を決定します。
また、株式は1株から購入できますが、投資信託は1口から買うことができ、少額から始められます。ただし、投資信託には信託報酬(手数料)がかかるのに対し、株式投資では売買手数料のみがかかります。
初心者が投資信託を選ぶ3つのポイント
投資信託は数多くの種類があり、初心者にとって選ぶのが難しいですよね。
でも、以下の3つのポイントを押さえれば、自分に合った投資信託を選ぶことができます。
リスクとリターンのバランスを考える
投資信託には、株式中心のものから債券中心のものまで、いろいろな商品があります。
一般的に、株式の割合が高いほどリターンが期待できる反面、リスクも高くなります。自分のリスク許容度に合わせて、バランスの取れた投資信託を選びましょう。
信託報酬(手数料)の安さをチェックする
投資信託には、運用管理費用として 信託報酬(手数料)がかかります。この信託報酬は、投資信託の収益から差し引かれるため、できるだけ安い方がいいです。同じタイプの投資信託でも、信託報酬には差があるので、比較してみることが大切です。
長期投資に適した商品を選ぶ
投資信託は、長期的に保有することで、価格の変動を平均化できるメリットがあります。投資初心者は、短期的な値動きに一喜一憂せず、長い目で見る姿勢が大切です。投資信託を選ぶ際は、長期投資に適しているかどうかもチェックしましょう。
投資初心者におすすめの投資信託3選
初心者におすすめの投資信託には、以下の3タイプがあります。
バランス型投資信託とは?
バランス型投資信託は、株式と債券のバランスを取った投資信託です。安定性を重視しつつも、ある程度のリターンを狙うことができます。また、投資先が分散されているため、リスク管理にも適しています。
インデックス型投資信託とは?
インデックス型投資信託は、株価指数に連動するように運用される投資信託です。市場平均並みのパフォーマンスが期待でき、信託報酬も低めに設定されています。投資信託の中では、比較的シンプルでわかりやすい商品です。
個人的には、これが一番おススメ!ランキング上位の「オールカントリー」「S&P500」はこれになります。
購入方法は?一括投資?つみたて投資?
投資信託を購入する方法は、2種類。一括投資とつみたて投資です。
一括投資とは?
一括投資とは、まとまった資金を一度に投資することです。ボーナスなどで50万円の余裕資金ができたときに、その全額を投資信託に投資するような方法です。
つみたて投資とは?
つみたて投資は、毎月一定額を投資信託に購入する方法です。給料やお小遣いの中から、毎月1万円など決まった金額を自動的に投資信託を購入します。
「一括投資」と「つみたて投資」どっちがいいの?
投資初心者は、一括投資よりもつみたて投資を選ぶことをおすすめします。毎月コツコツと買い付けていくつみたて投資は、時間分散投資の効果があり、値動きの影響を受けにくいというメリットがあるからです。
5000円や1万円など、少額から投資がはじめられる「つみたて投資」がおススメ!
まとまった資金ができたからといって、必ずしも一括投資をする必要はありません。自分のリスク許容度と相談して、一括投資とつみたて投資を組み合わせるのも一つの方法です。
投資信託購入の具体的な方法と手順
投資信託を購入するには、証券会社で口座を開設する必要があります。
以下の手順に沿って、投資信託の購入を進めましょう。
証券会社の選び方
投資信託を購入するには、証券会社の口座が必要です。
証券会社は数多くあるので、以下の点を比較して選びましょう。
- 取り扱っている投資信託の種類
- 売買手数料や口座管理料
- 利用しやすいオンラインサービス
- 投資情報の充実度
口座開設と必要書類
証券会社を選んだら、口座開設の手続きを行います。必要書類は以下の通りです。
- 本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
- マイナンバーカード(または通知カードと本人確認書類)
- 印鑑(シャチハタ不可)
- 銀行口座情報
必要書類を揃えて、証券会社の窓口またはオンラインで口座開設の申込みをします。
【3ステップでカンタン】投資信託の注文方法
口座開設が完了したら、投資信託の注文を行います。
- 証券会社のWebサイトやアプリから、購入したい投資信託を選んで注文します。
- 1回の注文金額や毎月の積立金額を指定して、注文を確定します。
- 後日、指定した金額が口座から引き落とされ、投資信託が購入されます。
3ステップで出来るので、カンタンですよね。
投資初心者におススメの「投資信託」を購入するメリットとは?
投資信託は、投資初心者が資産運用をはじめるのにおススメです!
少額から始められる手軽さ
投資信託は、1万円程度の少額から購入できます。定期的につみたてていくことで、無理なく投資を続けられます。投資を身近に感じられる手軽さが、投資信託の大きな魅力です。
プロの運用で資産運用ができる
投資信託では、プロの運用会社が投資先を選定し、運用してくれます。個人で投資先を選ぶのは難しいですよね。でも、プロの知識を借りて資産運用ができるのは大きなメリットです。
分散投資でリスク管理ができる
投資信託は、多くの投資家から集めた資金をさまざまな資産に投資するため、分散投資の効果があります。1つの企業の業績が悪化しても、他の投資先でカバーできる可能性があります。
資産全体のリスクを管理しやすいのも、投資信託の魅力ですね。
堅実なお金の増やし方②:つみたて投資枠(NISAを活用)
上記で説明した「つみたて投資信託」の分配金や売却益には、約20%の税金がかかります。
投資をして10万円の利益が出た場合...
収益の20%が課税➡️受け取れるのは8万円
非課税制度(NISA活用)➡️収益は非課税のため、受け取れるのは10万円
2万円の差は大きいですよね!!
そのため、つみたて投資をする場合はNISAをフルに活用することが大事です!
「つみたて投資枠(NISAを活用)」のメリットは?
・少額から始められる
・運用益が非課税
・時間分散効果でリスクを軽減できる
長期的に積み立てることで、リスクを減らしお金を着実に増やすことができるでしょう。
新NISAとは?初心者にもわかりやすく解説!
新NISAは、2024年からスタートした「少額投資非課税制度」です。通常、株式や投資信託などの金融商品に投資をした場合、これらを売却して得た利益や受け取った配当に対して約20%の税金がかかります。
一方で、NISA口座で投資した金融商品から得られる利益は非課税になります。
新NISAとは?
新NISAの大きな特徴はこちら。
- 非課税保有期間が無期限!
- 年間投資枠、最大で年間360万円!
- 非課税保有限度額が、最大1,800万円!
2024年からのNISAでは非課税期間が、無期限となりました。そのため、非課税保有期間を気にすることなく、さらに長期投資を行いやすくなりました。
他にも...
つみたて投資枠が年間120万円、成長投資枠が年間240万円に!併用により合計で年間360万円まで利用できるようになりました。
新NISAで投資できる商品
新NISAで投資できる商品は、主に以下の3種類です。
- つみたて投資枠(年間120万円):投資信託をつみたてで購入できます。
- 成長投資枠(年間240万円):投資信託、国内株式(ETF、J-REIT含む)、外国株式(ETF含む)などを購入できます。
初心者が新NISAを活用する3つのメリット
新NISAは、長期・つみたて投資におススメ!非課税枠が大きいためお得に投資できます。初心者が新NISAを活用するメリットを詳しく解説します。
長期・つみたて投資におすすめ!
新NISAは、非課税期間が無期限です。10年~20年といった長期投資におすすめできるからです。長期・つみたて投資は、時間分散投資の効果があり、リスクを抑えながら資産を増やしていくことができます。
非課税枠が大きく節税効果が高い
新NISAの非課税投資枠は、年間360万円!この枠内で投資すれば、投資による利益に税金がかかりません。
毎月1万円を10年間投資して、年間5%のリターンが得られたとしたら、約155万まで資産が増えます。
お得に資産を増やしていくことができます。
投資できる商品がたくさんある
新NISAでは、投資信託だけでなく、上場株式やETFにも投資できます。
上場株式は、個別の企業に投資できるため、自分の興味や目的に合わせて銘柄を選ぶことができます。ETFは、株価指数に連動するため、株式市場全体の動きに投資できます。ただし、投資できる商品がたくさんある分、投資リスクを理解することが大切です。
投資初心者は、まずは投資信託から始めるのがおすすめです。
新NISAでおすすめの投資商品と選び方とは?
新NISAでは、投資信託、上場株式、ETFに投資できます。初心者におすすめの投資信託の選び方や、ETFを活用した分散投資、長期投資に適した個別株式の選び方を解説します。
初心者におすすめの投資信託
投資信託は、投資のプロが運用してくれるため、初心者でもはじめやすい商品です。
新NISAでおすすめの投資信託は、以下のような商品です。
- 長期のつみたて投資に適している
- 信託報酬が低い
- 分散投資ができる
- 実績のある運用会社が運用している
インデックスファンドは、株価指数に連動するため、信託報酬が低く、長期投資に適しています。バランスファンドは、株式と債券のバランスを取った分散投資ができます。
投資信託を選ぶ際は、自分の投資目的やリスク許容度に合ったものを選ぶことが大切です。
ETFを活用した分散投資
ETFは、株価指数に連動する上場投資信託です。一般的に、以下のようなメリットがあります。
- 株式市場全体に投資できる
- 信託報酬が低い
- 売買手数料が安い
- 少額から投資できる
ETFを活用することで、手軽に分散投資ができます。
日経平均に連動するETFに投資すれば、日本の代表的な企業に一度に投資できます。
ETFは、長期投資に適していますが、短期的な値動きが大きいことも!かならず、投資リスクを理解した上で、活用しましょう。
長期投資に適した個別株式の選び方
個別株式は、自分で企業を選んで投資するため、投資リスクが高い商品です。ただし、長期投資に適した銘柄を選べば、大きなリターンが期待できます。
長期投資に適した個別株式の選び方は、以下のようなポイントがあります。
- 業績が安定している
- 成長性がある
- 財務状況が健全である
- 株価が割安である
これらの条件を満たす銘柄を見つけるには、企業の財務諸表を分析する必要があります。
投資初心者は、まずは投資信託やETFから始めることをおすすめします。
新NISA口座の開設方法と手順とは?
新NISAを始めるには、証券会社で新NISA口座を開設する必要があります。口座開設の流れと必要書類、おすすめの証券会社の選び方、つみたて設定の方法と注意点を解説します。
口座開設の流れと必要書類
新NISA口座を開設する流れは、以下の通りです。
- 証券会社を選ぶ
- 必要書類を揃える
- 口座開設の申込みをする
- 審査結果を待つ
- 口座開設完了
必要書類は、マイナンバーカードまたは通知カード、本人確認書類(運転免許証など)、印鑑(口座開設申込書に押印するもの)などです。
最近は、オンラインで口座開設できる証券会社も増えています。
必要書類をアップロードすれば、来店不要で手続きができますよ。
おすすめの証券会社の選び方とは?
新NISA口座を開設する証券会社は、以下のポイントをチェックしてみてください。
- 取り扱っている投資商品が豊富である
- 手数料が安い
- オンラインサービスが使いやすい
- 投資情報が充実している
- サポート体制が整っている
自分に合った証券会社を選ぶことが、新NISAで投資を始める第一歩です。
おススメは、ネット証券!取扱商品も多く、手数料が低い証券会社が多いです!
つみたて投資の設定方法と注意点とは?
新NISAでは、毎月のつみたて投資が可能です。つみたて投資の設定の方法は、主に以下の通りです。
- 証券会社の口座にログインする
- つみたて投資のメニューを選ぶ
- つみたてする商品と金額を設定する
- 引き落とし口座を指定する
- つみたてスタート
注意点は、引き落とし日の前日までに指定口座に資金を用意しておくこと。引き落としができないと、つみたてができません。※各証券会社によって入金日は異なりますので、必ず確認しましょう!
また、つみたて金額は余裕を持って設定することが大切です。無理のない金額から始めましょう。
新NISAを上手に活用するコツは?
新NISAを上手に活用するには、長期的な視点を持つことが重要。また、投資リスクを理解し、分散投資を心がけましょう。定期的な投資状況の確認も大切なポイントです。
長期的な視点を持つことが重要
新NISAは、無期限の非課税制度です。この長い期間を活かすには、長期的な視点を持つことが重要です。投資は、一時的な値動きに一喜一憂せず、長期保有を前提に投資しましょう。時間を味方につければ、資産を着実に増やすことができます。
投資リスクを理解し分散投資を心がける
投資には、必ずリスクがつきものです。投資先の価格が下がれば、損失を被ることもあります。新NISAで投資する際は、このリスクを十分に理解することが大切です。そのうえで、リスクを抑える方法の一つが、分散投資です。
分散投資とは、さまざまな商品に投資すること。一つの商品に投資がかたよると、その商品が下落した時に大きな損失を被るリスクがあります。
複数の商品に分散投資することで、リスクを軽減できます。
投資信託の中でも、株式だけでなく債券にも投資するバランスファンドを選ぶのも一つの方法です!
堅実なお金の増やし方③:iDeCo(個人型確定拠出年金)
iDeCoは、自分で選んだ商品に投資し、老後の資金を準備する制度です。
「iDeCo(個人型確定拠出年金)」のメリットは?
・掛金は全額所得控除の対象になる
・運用益は非課税
・自分で商品を選べる
長期的な資産形成に適しているため、20代~40代の年齢が若いうちから始めることが大切です。
堅実なお金の増やし方④個人向け国債
個人向け国債は、国が発行する債券で、安全性が高い投資先です。
「個人向け国債」のメリットは?
・元本が保証されている
・利息は定期的に受け取れる
・少額から投資できる
安全性を重視する人におすすめの方法です。
まとめ:定期預金より堅実にお金を増やす方法4選
定期預金より堅実にお金を増やす方法として、つみたて投資、つみたて投資(NISAの活用)、iDeCo、個人向け国債の4つをご紹介しました。
それぞれ特徴やメリットが違います。
貯蓄する目的、リスクをどこまでとれるのか、自分に合った方法を選ぶことが重要です。
投資の勉強をし、長期的な視点を持つことが、お金を着実に増やすために必要不可欠です。 定期預金に頼るだけでなく、堅実な方法でお金を増やし、豊かな将来を築いていきましょう。
どこの証券会社で口座開設するか迷っている方は、下の記事を見てみてくださいね!
✅ネット証券を探している方はチェック
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
またお越しください~!